アゼライン酸の歴史
アゼライン酸は美白・ニキビ・赤ら顔に有効アゼライン酸は小麦やライ麦などの穀物類に入っている成分で、安心して肌に塗っていただけるということもそうですが、 アゼライン酸にはもともとシロキナーゼ阻害(=メラニンの生成の抑制)という機能があるため、美白目的で研究されはじめ、 その過程で実はニキビにいいのではということが発見されました。そしてさらに、実は赤ら顔の程度の軽いものにも非常によく効くということで注目されています。 40年以上の治療薬としての実績アゼライン酸は、40年以上も前から論文や研究が始まっており、ヨーロッパなど海外では化粧品の成分に含まれていたり治療薬として使用されていますが、 日本では保険適用薬として認可されていないため、20年前はアゼライン酸のクリーム自体存在しませんでした。日本では10〜15年前くらいにやっと、一部の勉強したドクターたちがクリニック専売品として唯一存在していたアゼライン酸のクリームを赤ら顔の方に使ったりニキビがひどい方に使ったりしてきたのですが、 最近アゼライン酸のクリームなどが増えてきて、患者さんからの問い合わせも増えてきています。 |
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